ビジネス豆の知識のなる木 >> マーケティング能力をつける

マーケティング能力をつける

マーケティング能力を身につけるためには、消費者の動向や流通のあり方と自社製品の関連に常に気を配っている必要があります。

先に述べたように現代は需要を創造する時代になっています。

多くの人が生活に必要なものをすでに手にしている中にあって、何をもとに自社製品を開発するかは、たいへん大きな課題となっています。

マーケティング能力はビジネスマンとしてたいへん高度な能力といえます。

したがって、一朝一夕に簡単に身につくものではありません。

しかしだからこそマーケティング能力を身につけることができれば、企業の中で出世していくことは間違いないでしょう。

こうしたマーケティング能力を身につけるためには、自らマーケティング理論を学ぶとともに、常にその理論を自社の状況に置き換えるトレーニングを続けなければなりません。

マーケティングの世界は常に変化し拡大しています。

商品流通ひとつとっても、刻々と変化しているのです。

ですから、そうした変化を追い続けているだけでは十分ではありません。

常に自社の状況と、世界を取り巻くマーケティング関連の事項の関係性にこそ注目しましょう。

マーケティングの活動には、市場調査、販売計画立案、製品計画、仕入計画、商品管理、販売計画、販売経路、販売促進、顧客満足度の調査といった各分野があります。

このすべてに精通することは、将来的な目標とすべきものです。

すなわち経営サイドに立てば、そのことが必ず求められるからです。

しかしあなたがまだそうしたポジションにいないのなら、自分の部署がマーケティングの流れの中のどこに位置し、全体から俯瞰したとき、何をなすべきかを考える習慣をつけることが重要です。

この意識を常に持つことによって、ひとりよがりの提案をすることもなくなるでしょう。

マーケティング能力をつけるための近道はありません。

しかし、マーケティングに照らして自分のポジションを考える習慣を身につけていれば、早ければ3年で、5年経てば確実に、その意識のない人との差が顕著になります。

マーケティング能力を身につける第1歩は、マーケティングの大きな流れを念頭において、自分のポジションでは、どうすべきかを考えるところから始まることを覚えておいてください。