マーケティングを知る
ビジネスマンにとって、マーケティングを知り、マーケティング能力を自分につけることは、まさに必須のことといえるでしょう。
しかし、一般には日常の仕事に追われて、あらためてマーケティングについて考える機会がないというビジネスマンも多いものです。
なかにはマーケティングを広報の一部程度にしか認識していないという人もいます。
しかし、あなたが企業の中で確固たる地位を占めるためには、自社のマーケティングについてきちんと分析し、マーケターとしての職務を遂行することを必ず求められます。
そもそもマーケティングとは何でしょうか。
一般にマーケティングとは、消費者のニーズ及び欲求を明らかにして、適切な商品開発を行い、その価格を決定し、流通経路を検討し、効果的な販売促進を行う企業活動の全体を言います。
すなわちマーケターは自社の経営の命運を握るポジションにあるのです。
マーケティングの世界は常に流動しています。
顧客ニーズも、流通のあり方も、販売促進の方法も、すべてが変化するからです。
物が圧倒的に不足していた時代には、マーケティングとは、不足しているものを見つけ、それを生産し、販売するということでした。
この時代に重点が置かれたのは、物を生産するということです。
なぜなら、物をつくれば、たいした宣伝広告をしなくても物は売れたからです。
しかし、多くの人が物の充足を感じるようになると、広告によって商品の差異化を行わなければならない時代が来ました。
1980年代の広告の時代といわれた頃です。
そしていまやマーケティングは、消費者のニーズを知ることが重要なのではなく、消費者のニーズを創り出すことが重要だといわれる時代になっています。
インターネットの発達によって、流通のあり方も大きく変化しました。
極限まで効率化された流通網がコンピュータによって制御され、多くの製品がこれまでには考えられなかった速さで消費者の元に届けられるようになっています。
このような時代にマーケティングはますます重要になってきています。
マーケティング能力を自らに持てるかどうかが、今後の企業の中でのあなたのポジションを決定づけるでしょう。
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