交渉力をつける
交渉力もまたビジネスマンには欠かせない能力です。
様々なビジネスの現場で、自社の利益のために、ビジネスマンは交渉をしなければなりません。
そこでつい誤解しがちなのが、交渉力が相手を言い負かす能力であると思われていること。
政治討論の場や外交交渉の場ならともかく、ビジネスの場において交渉力で相手を言い負かさなければならないことはまれです。
まして相手が取引先である場合に、もし一度でも相手を言い負かすようなことをすれば、次からの取引は非常に難しいものになるでしょう。
したがって、ビジネスで求められる交渉力はWin=Winの交渉力であるといえます。
言い換えれば、交渉しあうお互いが利害を調整することによって、お互いが納得する交渉を行うことといえるでしょう。
こうした交渉力をつけるための第1歩は自分の意志伝達する技術を身につけることです。
そのために日頃から、話し始めるときに自分の話の全体構成をまず述べることを心がけてみましょう。
「まずこの商品の特性を述べます。次いで購入していただいた場合にどのように生活が変化するかをお話させていただきます。さらに購入後のメンテナンスについてお話します。」といった感じです。
次いで、話す内容の項目がいくつあるかを先に述べます。
「お伝えしたいポイントは5つです。まず一つ目は・・・」といった話し方です。
次いで、相手の話をよく聞きます。
そのために先に述べた聞く技術を磨いておくことが重要です。
相手の話をさえぎらずに、話の論拠や妥当性を検討しながら、よく聞くようにしましょう。
そしてわからないことは、はっきりと聞き、質問します。
このとき相手を言い負かすのではないということを忘れないように。
相手を挑発するような話し方は絶対に避けましょう。
もちろん自分が挑発に乗るのもいけません。
そして論点を固定し、交渉の決着点が見つかるように、議論を深めていきます。
このような議論の仕方を日頃から心がけることによって交渉力はついていきます。
すべてを一度に上手に行うことは難しいかもしれませんが、まずは交渉を始める前に自分がどんな構成で話し、決着点をどこに想定するかを事前に考えておくのもよいでしょう。
その流れから話が離れていかないように常に心がけることが重要です。
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