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プレゼンテーション力を磨く訓練法

プレゼンテーション力を磨くための訓練法にはいろいろユニークな方法があります。

ここでは、その中でもいつでもどこでもできて、しかも効果が上がる方法をひとつお教えしましょう。

それはあなたが今プレゼンテーションしたい内容を電車などに乗ったときに正面に座っている人にどうすれば伝わるかを一所懸命考えることです。

電車で前に座る人はいろいろです。

女性、男性、年齢もまちまち、おそらくは暮らしている環境もみんな違います。

そのとき、あなたが考えている企画や商品をその人に伝えるためには、その人が関心を持つように商品や企画にまつわる話題を考えなければなりません。

これはプレゼンテーション力を鍛えるためにたいへん役立つのです。

本格的に行うならノートを出して考えをまとめながら進めます。

まずあなたの前に座っている人はどういう人なのかを想像します。

年齢や持っているもの、物腰、スタイル、その人のすべてから情報を読み取ります。

情報収集力と発想力を鍛えるためにも、これはとても効果的です。

そのうえで、その人なら、あなたの提案する企画や商品のどんな部分に関心を持つだろうかと考えます。

あなたが自分の部長用に考えたプレゼンテーションの方法では、前に座っている主婦のような女性にはまったく伝わらないでしょう。

ここで自分がプレゼンテーションする相手は部長であって、前に座っている主婦のような人ではないから、そんなことをしても無駄だと考えないこと。

このトレーニングの目的は、相手のことを様々に読み取ることによって、自分のプレゼンテーションが伝わる最も効果的な方法を瞬時に組み立てることにあるのです。

この訓練を日頃からしておくと、プレゼンテーションをするときに相手の人の状況や、聴衆の特性を読み取り、自分のプレゼンテーションの方法を柔軟に組み立てることができるようになります。

自社の商品を売り込もうという場合には、この方法はおおいに役立ちます。

自社商品を効果的にプレゼンテーションするときには、相手のことをよく理解することが重要なのです。

相手を理解するためには、事前の情報収集が重要ですが、それもままならないときには、その場での観察力がものをいうのです。

暑くて汗をかいている人には、この食べ物を食べると身体が温まりますというより、この食べ物を食べるとスタミナがつきますというほうがより相手は話を聞いてくれるものです。

「すごく暑そうだな、だからこういう風に商品の説明をしよう」と考える柔軟性がプレゼンテーションには絶対に必要なのです。