ワープロの初級知識
ワープロは、パソコンを利用する人なら誰もが最初に触れるソフトのひとつではないでしょうか。
パソコンの初級者向き教室では必ず「ワープロを初歩から勉強して自分で年賀状を作ろう」といったコースが見受けられます。
ビジネス上でも表計算ソフトと並んで、多くの書類がワープロを利用して作られています。
ワープロも他のソフトと同じく、現在発売されているものは、非常に多機能で、ありとあらゆる文書がワープロを利用して作成できる水準に達しています。
「こんな文書もワープロでつくれます」といったコピーとともに、デザイン事務所でデザインされたような美しい文書を見ることも珍しくありません。
しかし、一般のビジネスの現場では、そこまでのスキルが求められることはまれです。
それよりも文書のテンプレートを上手に活用して、自社で利用する文書に作り直す、作った文書が誰にでも利用できやすい方法でつくられているといった基本的なスキルが役に立ちます。
例えば、文頭を一文字空けたり、文書中に空白の文字列をつくるときにスペースを用いる初心者がよく見受けられます。
タブを利用せず、スペースで空白をつくった文書は、その文書を応用して、他の文書に書き換えるとき、たいへんな手間がかかります。
このことは経験したことのある人ならすぐにわかるでしょう。
ワープロを利用して文書を書くときには、読みやすい、わかりやすい、加工しやすいを念頭におくべきです。
そのための基本的な約束事とスキルを最初にきちんと身につけるように努力しましょう。
基本的な約束事とは、それぞれの会社で決められた書式をワープロで再現できるということです。
自社の定型文書をワープロで一から打ってみることはとてもよいトレーニングになります。
できれば、そうしてつくった文書データを誰かに使ってみてもらいましょう。
無理なく、効率よく加工することができる文書ならば合格です。
こうしたトレーニングを行ううちにワープロの基本的なスキルは知らず知らずのうちに身につきます。
最初は時間がかかっても基本に忠実に文書をつくることを繰り返せば誰にでもワープロは簡単に仕えます。
その上で、イラストを挿入したり、飾り罫をいれたりといった次の段階の技術を覚えていけばよいでしょう。
ワープロの場合もヘルプがとても役に立ちます。
困ったときにはヘルプを開いて検索してみましょう。
あるいはインターネット上にはワープロを利用する上での疑問に答えてくれるサイトもたくさんあります。
自分で多くのことを覚えるよりもヘルプやそうしたサイトが活用できるということを覚えておくことが実際には役に立つのです。